クロスメディアのハブとしてのカメラ付き携帯電話
日本はすでに有数のインターネット大国になっています。携帯電話を含めユビキタスコミュニケーションがダイナミックに展開され,クロスメディア・マーケティングが各国に先駆けて統合的に実現されるインタラクティブ・コミュニケーション先進国です。
人々はパソコンや携帯電話を通じて,インターネットで欲しい情報を「手軽に」「効率よく」「より詳しく」知る時代になりました。そのナビゲーター役がヤフーやiモードなどのインタラクティブメディアであり,その情報体験の場が企業のさまざまなウエブです。インターネットメディアプラン,クロスメディアプランの最適化,ウエブの出来が新商品のブランド形成,購買誘導,さらにはキャンペーン全体の成功を左右する時代に入っています。
図の示すようにカメラ付き携帯電話は,ネットワークを含むインタラクティブ・メディアに属すグループと,在来メディアに属すグループとの中心に位置しています。このようなクロスメディアが発展するためには,カメラ付き携帯電話の交点として使いやすさがカギになります。㈱アイ・テクノでは交差の交点には人間とシステムのインタフェイスとして学習機能を持った画像認識、音声認識を提供、提案しています。これらの機能を持たせることにより「クロスメディアのハブ」としての特性と機能を持つことになります。インターネットが在来メディアの特性を生かすことになり、各メディアと最適視距離を持つことになります。各メディアは,それぞれの基本的な文化が大きく異なるため、テレビ、雑誌、新聞,インターネットも,それぞれのメディア特性を利用することになります。

※媒体の組合せは、コンテンツ制作側からすればクロスメディアですが、広告でいえばメディアミックス、出力側からみればワンソースマルチユース、などいろんな言い方がされています。